一期一会と茶道

実際の茶道を通じて茶道の良さや特徴、そして一期一会についてご説明致します。

それぞれの違うタイプのセレモニーを行います。

レッスン1: Bonryaku Temae (盆略手前)

レッスン2: Chabako Temae (茶箱手前)

レッスン3: Furo Temae (風炉点前) & Ro Temae (炉手前)

レッスン4: Chakai (茶会)

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茶道のベーシック作法

どのタイプの茶道も以下のベーシック作法を通してお茶をお客様に配ります。

  1. 茶碗、茶筅、 茶杓 はそれぞれ順を追いお客様の前で儀式的に綺麗にされ、決まった場所に置かれます。
  2. 亭主は棗から抹茶をすくい出し茶碗に入れ、お釜からお湯をくみ、茶碗に注ぎます。茶筅を使い抹茶をたてます。
  3. 抹茶のたてられた茶碗はお辞儀と共に亭主からお客様に渡されます。お茶碗を手にしたお客様は次のお客様に「お先に」と挨拶をして、茶碗を自分の頭の位置まで上げ一例します。
  4. 一例したあとに、茶碗の正面を避けるよう右回しに2回お茶碗を回し、正面は亭主を向くようにしてから抹茶を頂ます。飲み終わるとお茶碗の飲み口を拭き、お茶碗を反時計回りに回しお茶碗の正面が自分に向くようにし、亭主に返します(濃茶の場合には末客まで同じ動作が繰り返され、茶碗は主客と末客の出会いで亭主に返します。)
  5. お客様が全員がお茶を飲み終え次第、亭主は茶道具を片付けます。
  6. 主客は亭主に茶道具の拝見を申し出、それぞれお客様が拝見します。
  7. 拝見し終わった茶道具を持ち水屋に帰り、お客様に挨拶をしお客様が退出され終了です。

茶会の種類、お食事の有無、お茶の種類にもよりますが通常の茶会は4時間ほどかかります。

*一期一会

「一度きりの出会いを大切に」 は茶道においてとても重要な精神です。同じ客で同じ道具で同じ季節に茶会を開いたとしても、2度と同じ会をすることはできないでしょう、交わした気持ち、思った気持ち、笑顔、空模様など2度と同じことは起きないからこそ人は生きている限り一回一回を大切に過ごすということを気づかせてくれます。

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